福祉・介護機器を製造している会社を訪問しました。(3年生)
2022年12月5日 14時35分3年生の総合的な学習の時間では、「拝志っ子ふれあい隊~みんなとつながろう~」をテーマに福祉学習に取り組んでいます。
今までに、子どもたちは車椅子利用者の介助の仕方を学んだり、高齢者の疑似体験体験をしたりしました。
11月24日(木)には、高齢者向けの車椅子などを製造している方たちの思いや願いを知るために、東温市にある福祉・介護機器を製造している会社を訪問し、見学させていただきました。
まず、会社の概要(福祉・介護機器の研究開発、設計、製造、販売を手がけている会社であること)や会社の歩み(家族思いの創業者が、家族が介護をする際に、みんなの負担を少しでも和らげるために作った製品がきっかけとなって、福祉・介護機器を継続して製造するようになったこと)などを話していただきました。
その後、二つのグループに分かれ、部品を作ったり製品を組み立てたりしている工場の様子を見学させていただいたり、福祉・介護機器(各種車椅子やストレッチャーなど)に、乗ったり触れたりする体験をさせていただいたりしました。
工場見学では、工業用のロボットが火花を散らしながら溶接している様子、人が機械などを使って作業している様子などを興味深く見ていました。
福祉・介護機器(車椅子・ストレッチャーなど)の説明では、自分たちが体験した車椅子とは違い、横からも乗り降りできる横乗り車椅子があることに驚いていました。
福祉・介護機器の製造に携わる方から、利用者が安心して使える、人に優しい製品を作っているという話を聞いた子どもたちは、自分も人に優しくしたいという思いが強くなったようです。
これからも、みんなとよりよく関わるために自分たちができることについていろいろ学んでいきたいと思います。
ご多用の中、子どもたちのためにご対応いただいた「株式会社いうら」の皆様、誠にありがとうございました。