いちご農家の見学に行きました。(3年生)
2021年10月15日 19時16分10月12日(火)に、3年生が社会科の学習でいちご農家(いちご農園)の見学に行きました。
いちご農園では、いちごを育てているハウスの設備などを見せていただきました。子どもたちは、ビニールハウスの中の温かさを体感したり、いちごの植えられている棚を間近に見たりすることができました。
また、おいしいいちごをたくさんつくるための工夫などを教えていただきました。工夫の一つに生き物を活用していることがあります。受粉させるためにミツバチを飼っていたり、いちごの苗の生長を妨げるダニを退治するために、天敵である別の種類のダニを使ったりしているという話に興味深く耳を傾けていました。
他にも、お茶の中に鉄分を加えてできた「タンニン鉄」を、水と一緒に与えて苗の生長を促していること、古くなった葉を取り除く「はかぎ」の仕方、いちごの品種によっては、夜に明かりを点けて成長を促していることなど、たくさんの工夫があることに驚いていました。
ハウスの中を一回りした後には、子どもたちの質問に答えていただきました。
「いちご農家の仕事をしていて嬉しいことは何ですか」の質問に対しては、「赤く色づいたいちごがたくさん実っているのを見ている.ときに喜びを感じる」「みんなに、いちごのことを知ってもらったり、興味をもってもらったりしたときが嬉しい」と答えていただきました。
「いちごをおいしく食べているお客様の顔を思い浮かべながら、一粒一粒を大切に育てている」という、農家の方の思いも聞かせていただきました。
お忙しい中、見学をさせていただきましたいちご農園の皆様、誠にありがとうございました。